義母の金銭感覚

前にも書いたが、義母は、認知症になる前から、


浪費家で、金銭感覚もメチャクチャだった。



「お金がない」が口癖だった。




こういう性分の人間は、


手元にお金があったら、使ってしまうようだ。


だから、貯金もできない。




でも、義母は、定年まで正社員で働いていたし、


そのあとも自営で働いていたので、


これほど金銭感覚が破綻しているとは想像もしなかった。




そういう性分というのは、職業とは無関係なんだろう。




それにしても、義母宅に行くたびに、


「お金がない」と聞かされると、


あまり良い気分にはならない。




それでいて、おかしなことに出費をしたりするので(数十万の絨毯とか)、


わたしとしては、ヤキモキすることも多かった。




でも、必要以上に立ち入ることも出来ないので、


なんだかモヤモヤするばかりであった。




だから、義母が認知症になって、


こちらで金銭管理が出来るようになったことで、


なんだか胸のつかえが下りたようだった。



ホッとする感覚だった。




認知症になった今でも、義母は、


「お金がなくて・・」と言うことが多い。



お金があるか、ないかもわからないのに・・・・。




つくづく、人間というのは、


思い込みで生きているんだなぁと感じざるをえないのだ。

補足。。。

前の記事の、か〇ぽ保険のことで思い出したことがある。




たしか、通帳が見つかった頃は、か〇ぽ保険の不祥事が次々と発覚して、


大問題となり、盛んに報道されていたときだったのだ!




それで、わたしも夫も、「え、まさか!?だまされた??」と


戦々恐々となったのだ!


(頭にカーっと血が昇るようだった・・・というか確実に昇った。。)




肝心の通帳は見当たらないし、訳が分からず、悶々としたものだった。




結果的には、不正なことはなかったようだが、


そもそも、そのか〇ぽ保険に入る必要なんてあったのかとも思える。


(いまさら言っても仕方ないのだが)




こういう作業は、ひどく疲れるものだ。


日々の介護でも大変なのに、他にも同じような案件があったりしたら、


もういいや。。となってしまうことも、あるのではないかと思う。




本人を郵便局に連れて行くのも、ハードルが高い。


精神的にとっても疲れるのだ。




認知症になる前に、そういった金銭管理などは、


家族が把握しておくのが理想なんだろうが、


本人が抵抗したり、警戒することも多々あるだろうから、


なかなか難しいのではないかなぁ~と思う。

久しぶりに

前の記事から、1年近くが経ってしまった。



いちおう、か〇ぽ保険の通帳の件を、書いておこう。




たしか、夫が、義母を郵便局に連れて行き、調べてくれた。


やはり本人じゃないと確認できなかったようだ。


そして、うろ覚えだが、調べるのに1か月ほどかかったように記憶している。


(あー面倒だわ)




・・で、結果、か〇ぽ保険は満期で解約したとの回答だったと、


夫から報告があった。




あぁ、その満期のお金はどうしたんだろうか。。。


もう今更で、どうでもいいんだが、義母のことだから、


また浪費したんだろうなぁ。




義母は、認知症になる以前から、


浪費家で、メチャクチャな金銭感覚だった。